韃靼そば茶の効能とは？おいしい作り方や出がらしを使ったレシピもご紹介！

世界中にある様々な種類のお茶。食事のとき、ほっと一息つきたいときなど、私たちはお茶を日常的に飲んでいます。

今回は、健康や美容によいと人気が高まっている韃靼そば茶の効能や、飲み終わったあとの出がらしを使ったおすすめのレシピについてもご紹介したいと思います。

普通のそば茶との違いとは？どちらのほうが健康効果が高い？

そば茶とは、穀物のそばの実を脱皮、焙煎してつくられたお茶のこと。そばの実を原料とするお茶には、「そば茶」と「韃靼そば茶」の2種類があり、韃靼そば茶のほうが普通のそば茶よりルチンを豊富に含んでいるという特長があります。

韃靼そば茶に豊富に含まれているルチンは、ポリフェノールの一種で、フラボノイド系に属します。

ルチンは強い抗酸化力をもち、体の老化や機能を低下させる原因となる「活性酸素(酸化)」を抑えてくれるといわれているため、心疾患、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病予防に効果的です。

普段の食事で不足しがちなビタミンB群やミネラルも多く含まれているほか、ビタミンCの吸収を促進する働きや毛細血管強化してくれる効果もあるなど、からだに嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

また、美容や健康効果が高いといわれる韃靼そば茶ですが、腎臓の病気を抱えている方は避けたほうがよいでしょう。

理由としては、韃靼そば茶にはカリウムが豊富に含まれており、腎臓機能が低下してきた場合、カリウムを十分に尿に排泄できず、体内に蓄積してしまうからです。

韃靼そば茶は、カフェインが含まれていないお茶なので、「カフェインを控えたい」、「苦手」という方も気兼ねなく飲め、お子様と一緒に飲むお茶としてもおすすめです。

夜のほっと一息つきたいときや、寝る前の水分補給に飲んでも、睡眠への影響がないのも嬉しいポイントですね。

※そば茶は、そばの実を原料としているため、そばアレルギーの方は、お召し上がりにならないで下さい。また、アレルギーが疑われる場合や心配な場合は、専門医に相談のうえ、ご飲用ください。

急須に大さじ1（約10グラム）を入れて沸騰したお湯をそそいで、2分ほど蒸らせば出来上がりです。

水1リットルに対してそば茶大さじ2〜3（約10〜30グラム）の韃靼そば茶をお茶袋に入れて、1〜2分ほど煮だして出来上がりです。

韃靼そば茶を飲み終わったあとの出がらしには栄養がまだ残っているため、料理に入れて余すところなく味わえます。

以下では、おすすめのレシピをご紹介します！

かつおぶし 2.5g(1パック)

白ごま大さじ1/2

そば茶の出がらし 2回分

ごま油大さじ1

醤油大さじ1

出がらしは、その都度冷凍しておき、数回分をまとめてふりかけにするのもおすすめです。

保存の目安は、冷蔵で7〜10日ほど、冷凍で1か月。

人参 1/2本

玉ねぎ 2/3個

ひよこ豆 50ｇ

韃靼そば茶の出がらし適量

顆粒スープ(コンソメ) 小さじ1/2

水 300㏄

塩こしょう適量

玉ねぎ、にんじんは食べやすい長さの細切りにする。
フライパンにごま油をひいて中火で韃靼そば茶の出がらしを軽く炒めたら、かつおぶし、白ごまを鍋に顆粒スープと塩こしょうを適量入れ、玉ねぎ、にんじんを入れて中火にかけて煮立ったらふたをして、弱火で約2分煮る。加えて炒めます。
ひよこ豆と韃靼そば茶の出がらしを加え、約1分煮れば完成です。